あなたも赤ちゃん肌に!?赤ちゃん肌の仕組みと6つの具体的ケア方法!
「赤ちゃんの頃はワタシもマシュマロみたいなお肌だったはずなのに」あのマシュマロみたいなお肌はどこへ行ってしまったのでしょうか。
ふんわりしっとりしている赤ちゃん肌はメイクで作ることが難しいです。「赤ちゃん肌になりたい」というあなたの願望をかなえるために、赤ちゃん肌の仕組みを知って、効果的にお肌を若返らせましょう。
この記事の目次
マシュマロみたいな赤ちゃん肌はどんな肌!?
まるで赤ちゃんの肌みたい!と思うのはどんなお肌でしょうか。ふんわり、もっちり、ぷるぷるでしょうか。実はたくさんの要素が組み合わさって、赤ちゃん肌は作られます。
そのどれもが1日では手に入らないものばかりです。まずは赤ちゃん肌を作るために、目指すべきお肌について確認していきましょう。
水分たっぷりぷるぷる肌
ほっぺを指先で押したら、ぽよんと弾むようなお肌には水分がたっぷり含まれています。カサカサだったり、ハリが無いお肌では、赤ちゃん肌には少し遠いかもしれません。
赤ちゃんはヒトの人生の中でもっともお肌の水分が多い時期です。カラダの80%近くが水分で出来ているので、お肌がぷるぷるになるのは想像しやすいと思います。毎日の過ごし方やケアの方法によって、お肌の水分量を多く保つことが必須です。
マシュマロみたいなふんわり肌
マシュマロみたいなふんわり肌は、お肌のターンオーバーが順調に行われていて、いつでもお肌が生まれたての状態といえるでしょう。皮膚が順調に作られるためには、バランスの良い食事や、適度な運動、質の良い睡眠、お肌の水分と油分のバランスが大切です。
そして角質が溜まっていたり、硬くなっていると赤ちゃん肌のようになれません。ヒトは加齢によって角質が分厚くなってしまいます。それが原因でふわふわなお肌が失われていくこともあります。毎日の保湿ケアに加えて、スペシャルケアもしてお肌の生まれ変わりをサポートしてあげることが大切です。
色むらのないきめ細かい肌
赤ちゃん肌は、潤ってふんわりしているほかにも、色のムラがなくて白く血色が良いのもポイントです。きれいで白いお肌は柔らかく見えませんか。男性で日に焼けて黒い肌をしている人のお肌が柔らかくてふわふわというイメージはあまりないでしょう。なので、紫外線対策やメラニンの生成を抑制することは大切です。毎日しっかり日焼け対策をして、白くてふんわりもっちりした赤ちゃん肌のようなお肌を作っていきましょう。
赤ちゃんのような肌になる方法
赤ちゃん肌に近づくためには、毎日の積み重ねが大切です。ケアに時に大切なのは、あなたのお肌を赤ちゃん肌のように大切にしていくことです。赤ちゃんの肌をゴシゴシ擦ったりしないですよね?赤ちゃんのお肌をイメージしながら、あなたのお肌を理想に近づけていきましょう。
赤ちゃんのような素肌へのクレンジング
赤ちゃんはメイクをしませんが、大人の女性はメイクをしてお肌にダメージを与えます。しかし、メイクをするのは仕方ないので、出来るだけお肌に優しいものを使いましょう。
また、クレンジングでもお肌はダメージを受けます。意外とクレンジングに気を使わないとお肌の弾力は失われ、キメが荒くなってしまいます。
クレンジングでは、刺激の強いシートタイプのものは控えるようにしましょう。クリームタイプやオイルタイプがお肌への刺激が強くなく、洗浄力も弱くないので良いでしょう。
また、オイルのなかでもベビーオイルやオリーブオイルはお肌に優しく、十分メイクオフできるのでおすすめです。毎日白塗りをしている京都の舞妓さんもベビーオイルやオリーブオイル、椿オイルを使ってお化粧を落としているそうです。
洗顔もするので、メイクは完全に落とす必要はありません。お肌にダメージを与えるほどクレンジングするよりは6割7割程度メイクを落とす方がお肌にとっては良いです。
赤ちゃんのお肌のつもりで洗顔
赤ちゃん肌に近づくために、まず見直して欲しいのが洗顔方法です。赤ちゃんのお肌をイメージしながら洗顔してするなら、ゴシゴシ洗うようなことはしないでしょう。また、洗いすぎによって、お肌に必要な油分も洗い流してしまうのも危険です。
赤ちゃんのお肌は水分が多く、油分が少ないのが特徴です。しかし、年齢を重ねるごとに水分が減っていき、皮脂の量は20代でピークを迎え、40代くらいから減少していきます。
皮脂は減少した水分を補う効果もあるので、皮脂を落としすぎると乾燥して赤ちゃん肌のようなぷるぷる肌から遠ざかってしまいます。しっかり泡立てて、優しく適度に洗いましょう。
洗顔料はシンプルな固形石けんか、洗顔用固形石けんがおすすめです。そしてすすぎを重点的に。少し冷たいと感じるくらいの33℃前後のぬるま湯で、すすぎ残しがないようにしましょう。
赤ちゃん肌を目指す化粧水
赤ちゃんのお肌は現在のあなたお肌よりも水分がたっぷりあります。出来るだけ赤ちゃん肌に近づけるために、お肌に水分をしっかり与えることが大切です。
洗顔をした後、化粧水を塗りましょう。顔をパンパンせずに、手のひらで優しくパッティングするようにしましょう。
このとき、選ぶ化粧水としては、ビタミンC誘導体やナイアシンが入ったものが良いです。おすすめはビタミンC誘導体の入った化粧水です。
ビタミンC誘導体は抗酸化や美白、毛穴の引き締めなど、さまざまな効果をもつスーパー成分です。赤ちゃん肌を目指すには最適でしょう。クリームなどよりも水に配合したほうが安定性が高まる成分なので、化粧水にビタミンC誘導体が入っているものを選びましょう。
赤ちゃん肌を目指す美容液
実は化粧水だけでは、お肌は潤いません。化粧水はほとんどが水なので、時間が経つと蒸発してしまいます。
そこで、水分を逃がさないようにするのが美容液の役割です。単にフタをするというイメージではなくて、お肌に水分を留めておくというイメージです。なので、油分を含んでいることよりも、保湿成分を含んでいることが重要です。
保湿成分として、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどがあります。このなかでも特に保湿力に優れているのがセラミドです。
角層の水分のうち80%はセラミドが代表される角質細胞間脂質が保持しています。セラミドをしっかりお肌に補給することが、赤ちゃん肌のようなぷるぷる肌を手に入れる秘訣です。
セラミドには約6種類あり、保湿力が高いのはセラミド1、セラミド2、セラミド3です。セラミドは比較的高価な成分ですので、美容液も高価なものが多いです。しかし、類似品が出回っていているので、購入する際は成分表示を確認するようにしましょう。
セラミドが入っていても、極端に安いものだと、微量しか入っていない可能性がありますので、少し高価なものを選んだ方が無難です。
白いお肌をキープするための紫外線対策
赤ちゃん肌は白くて色ムラがないのが特徴の1つです。
日に焼けたお肌も健康的に見えますが、赤ちゃん肌とは少しイメージが遠ざかってしまうと思います。赤ちゃん肌のようになるためには紫外線対策が大切です。一年中きちんと日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を利用したりして、マシュマロみたいなお肌を作っていきましょう。
日焼け止めの効果の強さを示すSPFとPAですが、日常生活ならばSPF20、PA++くらいで十分でしょう。生理前など紫外線の刺激を受けやすい時期やアウトドア時にはSPF50、PA++++のように強度のものを選ぶことをおすすめします。
しかし、敏感肌の方は紫外線吸収剤の入った刺激の強いものは避けたほうが良いでしょう。また、ウォータープルーフのものはお肌へのダメージが強いので普段使いは控えて、使用した際にもきちんと製品の指示通りにクレンジングをするようにしましょう。
赤ちゃんのようにしっかりとお肌に休息
赤ちゃんは毎日しっかり栄養を摂って、たっぷり寝ています。あなたは忙しいので赤ちゃんほど寝られないと思います。しかし、お肌のターンオーバーには栄養と睡眠が欠かせません。睡眠も長く寝れば良いということではなく、質の良い睡眠をとることが大切です。
出来れば、成長ホルモンの分泌が盛んになる夜の10時~2時までの間にしっかり眠るようにしてください。しかし、忙しくて早く寝られないという場合は毎日の睡眠のリズムを作るようにしましょう。
寝る直前のスマホやテレビ、パソコンの光は脳を興奮させてしまい、睡眠の妨げとなってしまうので極力控えるようにして、換わりにあなたの好きなアロマなどを取り入れたりして質の良い睡眠をとるようにしてきましょう。
まとめ
赤ちゃん肌のようになるためには、生活習慣を正してお肌の生まれかわりをしっかりサポートすることや、お肌にダメージを与えないためのクレンジングや洗顔、日焼け止め選びが大切です。
そして、赤ちゃん肌を目指すなら、お肌に水分をしっかり与えて留めておく必要があります。生まれてからお肌の水分は減り続けてしまうので、お肌に効果のある化粧水や美容液を使って、水分を補給してぷるぷる肌を手に入れましょう。